帰った翌日は会社を休み、テントからシュラフからすべてを乾かした。ザックのてっぺんに括り付けてあったアイゼンを取り外すと、なんとアイゼンの前半分と踵の部分を繋ぐスチールの棒を固定しているナットが無くなっていた。そういえば、出発前にいつものように六角レンチで締めるのを忘れていた。ネジが脱落したのが雪渓を登った後で良かったが、何かと装備の整備不良が目立った山行であった。
一方ペア ストックの効果は絶大で、今回はあのカモシカ坂を下って、しかもその後 200M の登り返しで相当に酷使したにもかかわらず、いつもに比べて帰ってきた後の腿の筋肉痛が少なかったように思う。その代わり、腕に若干筋肉痛が残ったが...。