ヒマラヤトレッキング日記
〜 準備編 〜


2004/3/23 (Tue)

「準備万端」

いよいよ明日出発である。朝、どうしてもはずせなかった用事を済ませに八王子まで行く。そしてまた雨なので電車。でも雪でなくて良かった。用事は早々に終わり、午前中には一旦家に戻るころには雨は上がりホッとする。明日から三週間以上トランプ君と遊んであげることができないから、今日は何としてでもお散歩に連れて行ってあげたいからだ。

昼飯を食って、午後、クルマで立川の諏訪神社に向かう。ここ、立川の諏訪神社はもう 10年以上も前になるが、独身時代に立川に住んでいた頃からお参りに行っていた神社で、そのご利益に関しては全幅の信頼を寄せているので、初詣やここぞというときには必ず行くようにしているのだ。

せっかく立川まで行ったので、トランプ君を昭和記念公園のドッグランで存分に走らせてあげることにした。平日の雨上がりということもあってドックランはまったくの独占状態。帰る頃になってやっともう一匹女の子の犬がやってきただけで、それはもう思いっきり走らせてあげることができた。雨上がりなので身体はドロドロだが、本人はご満悦のご様子で終始エヘヘ顔であった。

帰りに南大沢のモンベルに寄って、買い忘れていたザックにぶら下げる温度計とウェストポーチを購入。温度計はスント (SUUNTO, Finland) 製のもので、温度計とちっちゃなコンパスが一緒になったもの。精度も大したことなさそうだしメモリも摂氏 -30度までしかないが、まぁそれ以下に下がってもらっても困るし、コンパスはちゃんとした Silva Compass Silva, Sweeden を装備に入れているのでよしとする。

家に帰り最後の装備点検。どうやって蚊取り線香を壊さずに持って行くかについてこれまでずいぶん長いこと悩んできたが、もう 25年以上使っているアルミニウムの組食器の一番外側の食器と蓋の大きさが蚊取り線香にぴったりであることを発見。この食器はバンドのときに打楽器として使われるなど本来の用途とは別の用途でずいぶん使われたものだが、今回は蚊取り線香プロテクター兼燃えさし受けのお皿として新たな任務を与えることにしたというわけである。

最後にガイドブックが余りにも重いしこれを持ってトレッキングをするのは余りにも非効率なので、必要なページをすべて EPSON のフラットヘッドスキャナ、GT8700 でスキャンし、縮小して A4 の紙に 2ページずつ印刷する。それを綴じて簡易ガイドブックを作って持って行くことにする。これで大幅な軽量化ができた。

準備万端。すべてそろった装備を装備表と照らし合わせて点検する。チケット、トラベラーズチェック関係の分散のさせ方は明日考えるとして、最後にカメラのバッテリーを新品にすべて交換して前日の準備は終わりにするつもり。あとは体力と精神力が最後まできちんと持続できて、カラパタールまで無事到達できることを祈るのみだ。

明日は昼過ぎのリムジンバスに乗るのでさすがに HTML など書いているゆとりはなさそう。次にこの日記が更新されるのは 4月16日の帰国後になる予定。

てなわけで


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