ヒマラヤトレッキング日記
〜 準備編 〜


2004/3/13 (Sat)

「ヒマラヤ関係書籍さがし」

10時ごろ家を出て、一昨日、FUJI GS645S のテストも兼ねて DJEBEL 250XC の最後のツーリングを撮影してきたブローニー判のフィルムを調布のカメラのフジタに現像に出し、その足でネパール、ヒマラヤ関連の書籍を探しに行く。まずは、トニー・ハーゲンの名著、白水社から復刊されている『ネパール』を見つけた。これはネパール研究のバイブルとも呼ばれている歴史的な本なのでどうしても手に入れたい一冊だが、これがまた非常に高価で一冊 5,800円もする。しかし、第一刷は 1990年なので、神保町の古本屋街で何とか見つけられるのではと思い神保町に向かう。

どの本屋がどういう分野の本の専門なのかわかるぐらい精通していれば早いのだろうが、神保町に関しては残念ながらまったくの藤四郎に近い。せめて家を出る前にインターネットでもっと調べておけばよかったと後悔しつつ、端から店をあたって行く。しかしこうして古本屋を回っていると、見る棚見る棚、読みたい本が山のように並んでいる。さらに、写真集の全集ものなど棚の上の方にあるのを見てしまうと、しばしそこから動けなくなってしまい、ちっとも捜索がはかどらないのだ。

結局、端から端まで探しても全般的にヒマラヤ、ネパール関係の書籍は非常に少なく、また見つけても読みたいと思っている内容とはちょっと方向性が違ったりして、最終的には三省堂本店で新品を購入するという結果になってしまった。三省堂の同じコーナーで、もう一冊、内田 良平著、山と渓谷社の『エベレスト街道』を購入。これはもうそのものズバリ、今回の行程を写真入りで詳細に掴めるありがたいガイドブック兼写真集といった感じ。

というわけで途中カレー屋での昼食をはさんで、あっという間に夕方になってしまい神保町を後にする。


inserted by FC2 system