SUZUKI DJEBEL 250XC


型式: BA-SJ45A 燃料タンク容量: 17L
全長: 2,230mm クラッチ形式: 湿式多板コイルスプリング
全幅: 890mm 変速機形式: 常時噛合式 6段リターン
全高: 1,220mm 変速比 1速: 2.416
軸距: 1,450mm 2速: 1.733
最低地上高: 295mm 3速: 1.333
シート高: 885mm 4速: 1.111
乾燥重量: 118kg 5速: 0.952
定地燃費: 47.0km/L (60km/h) 6速: 0.826
最小回転半径: 2.3m 減速比 (1次 / 2次): 3.190 / 3.000
エンジン形式: J425 / 油冷 / 4サイクル / 単気筒 フレーム形式: セミダブルクレードル
弁方式: DOHC 4バルブ キャスター: 26度46分
総排気量: 249cm2 トレール: 108mm
内径 x 行程: 73.0 x 59.6mm ブレーキ形式 (前): 油圧式ディスク
圧縮比: 10.4 ブレーキ形式 (後): 油圧式ディスク
最高出力: 22kW (30ps)/8,500rpm タイヤサイズ (前): 3.00-21 51P
最大トルク: 27NM(2.8kg-m)/7,000rpm タイヤサイズ (後): 4.60-18 63P
キャブレター方式: BSR32 舵取り角左右: 45度
始動方式: セルフ式 (キック式併設) 乗車定員: 2名
点火方式: CDI 式
潤滑方式: ウェットサンプ
潤滑油容量: 1.6L
SUZUKI DJEBEL 250XC SUZUKI DJEBEL 250XC

購入のいきさつ

35歳にして始めて手にした二輪免許。これまで、自転車こそ何台も乗ってはきたが自動二輪にいたっては原付にも手を出さずにきたので、カタログ本を見てもどれを選んでいいのやら、いまいちピンと来ないのであった。でも良く考えてみたら、いや、考えるまでもなく鼻からオフロード以外のバイクには興味はないということにすぐに気付いたのだった。なんせ、クルマにしてもカメラにしても、その性能の制限ゆえに行けないところがあるというのはどうしても受け入れらず、クルマは四駆、カメラは PENTAX LX という選択をしてきたのだから、これはもう致し方ない性格上の問題なのである。

購入に際して決め手となったのはやはりガソリンタンクの容量で、HONDA の XR BAJA (250cc、タンク容量 14L)Kawasaki の Super SHERPA (250cc、タンク容量 9L)YAMAHA Serrow 225WE (225cc、タンク容量 10L) などそれぞれ候補に挙がったが、結局、タンク容量 17L で最大の SUZUKI DJEBEL 250XC に決定した。足つきは BAJA よりも 25mm 高くて比較した中では最高であったが、なによりもタンク容量重視ということでこの DJEBEL となったのである。ちなみにさらにこれよりも 10mm 高い SUZUKI DR-Z400S については、あまりにも悪そうな足つき性、それと 10L のタンク容量から検討当初より却下となった。

当時住んでいた家から徒歩 3分のところにあった、レッドバロン八王子南店にてドリジリーグリーンメタリック/ソリッドスペシャルホワイト No.2 のカラーリングにて注文。ところが、3週間近くたっても納車されず、散々待たされた挙句に結局はそのカラーが生産中止ということで、やや不本意ながらキャンディグランブルー/ソリッドスペシャルホワイト No.2、つまりブルーのタンクの方のマシンになってしまったのである。

その他情報など

  • 燃費:
    街中 (つまり通勤用途) で 25km/L ぐらいは楽勝。リザーバータンクに切り替えなくても、325km は余裕で走ることができる。当然信号の少ないツーリングではさらに燃費は良い。

  • 足つき:
    身長 172cm の人間でまぁ爪先立ちといったところ。納車の日は教習所の卒検以来ほぼひと月ぶりの実車で、しかも生まれてはじめての路上走行。しかも上記の足つき性、ということでこれはもうものすごい緊張感。結局、納車の翌日、立川の諏訪神社から帰る途中の信号右折時に、エンストした勢いで初立ちゴケ。幸いすぐ後ろのクルマの人が起こすのを手伝ってくれたが、フロントのフォークがねじれてそのままレッドバロン八王子南店にて修理。これまたありがたい事に、お店の好意でこの修理は無料となった。納車した翌日にいきなりこけて駆け込んできたのがあまりに哀れで請求できなかったのかもしれない。足つきの悪さでこけたのはこの一度きり。

  • エンジン:
    整備等履歴』にも書いたが、購入後約一年、走行距離 6,483km 程でエンジン接合部からオイルがだらだらと漏れる状況になり、メーカーにクレーム修理に出すことになった。結局、メーカーまで持ち帰ってエンジンをばらして貼り直すというところまで行ってしまった。これ以外にも、シール部分からのオイル漏れなどは結構頻繁に起こっていたが、気にせず放っておくとそのうち詰まって漏れなくなるので、オイル残量さえ気をつけていればこの程度の漏れは御愛嬌といったところ。それさえ除けば、タコメーターがないので慣らし走行で自分がいったい何回転でまわしているのかが分からないという状況で慣らした割には、エンジンの調子はいたって快調。冬場の始動もほぼ一発でかかる。

  • 高速走行:
    普通の格好をして高速道路で走行する場合には 110km/h ぐらいが巡航速度の限界といった感じ。それ以上は耐風姿勢をとりながらの結構な緊張を強いられる。また、ハンドルの微妙なブレも 110km/h を過ぎると発生していた。

  • ヘッドライト:
    購入するときにはカタログには載っていてもあまり気にも留めなかったが、このライトは非常に明るい。特に後ろに重い荷物を積んでいたりしてフロントがちょっと上を向いてしまったような場合、普通のセダンのクルマの後ろを走るのはなかなか申し訳ない気持ちにもなるし、ハイビーム攻撃を仕掛けているという誤解も受けかねないという明るさ。もちろん、夜間のワインディングロードの走行などには絶大な威力を発揮。

  • シート:
    はっきり言って、オケツはかなり痛い。特に長距離走行時などはかなり辛い。帰りなどは時々スタンディングで走らないと家までたどり着けない程、というのはちょっと大げさだけどウソではない。

  • タイヤ:
    デフォルトで着いている ダンロップ の D605 は大体 8,500km ぐらいで特に Rear 側はツルツル。ダンロップは減りが早いというのは本当なのかもしれないが、他のタイヤは結局はかなかったので真偽の程は不明。

参考文献

『DJEBEL 250XC (ジェベル 250XC)』 カタログ (2000年2月現在)


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